発する言葉にも細心の注意を払って

 証はないのです。

 母は芸術を否定していました。なぜなら生活費を稼げるジャンルではなかったからです。

 でも、本当は芸術に生きたかったのです。私に言うふりをして、本当は自分の願いを封印していたのです。

 知ってしまいました。