神社のそばを歩くと、七五三のお子さんを見かけます

 思い出すんですよね。自分が三歳と七歳に祝ってもらったことを。

 三歳でも、あの時の感覚はしっかり覚えています。

 草履を脱ぎすて舗装道路を足袋で走り抜け、母が嬉しそうに悲鳴をあげた記憶がよみがえります。