ただ静かに凪いだ海は、見ているだけで気持ちが落ち着きますが、いったん牙をむくともうそれは人の手には負えませんね

 人の力を超えたものを恐れる気持ちは、誰でも持っているでしょう。自然もその一つ。ただ美しい時も猛威を振るう時も、とてもかないません。

 ゆっくりと流れる時間の合間にも、こだわりや囚われの人であるのは不思議です。自分のすべてを解き放つ時、あちらに行くのでしょうか?